横浜国立大学大学院で「人の心を動かす音(周波数)」の研究を始めて2年。
一朝一夕に宇宙の謎が解ける訳ではないので、取っ掛かりとして「まきりか」が作曲したピアノ曲が人にどんな作用を起こすかということをデータサイエンスの見地から研究し、修士論文にまとめてきました。
今回の研究でわかったことは
・「まきりか」のピアノ即興曲を聴くと、初めて聴いた曲にもかかわらず、年齢によらず、83%の人が「懐かしい」と感じる。
・介護施設での認知症発症者を含む高齢者にリスニング実験(述べ536名)を行い、行動の変化を観察したところ、一般の人が「懐かしい」と感じたデータと、高齢者の行動データとの間に、ポジティブな相関が認められた。
つまり、
認知症や精神疾患の症状改善に有効とされる「回想法」の道具として有効ということなんです。
認知症だけではなく、うつなどの症状改善も臨床報告が多数ある「回想法」。
いま音楽療法では懐メロ聴かせるのが主流ですが
懐メロじゃなくて、その人の経験も問わず、年齢も問わず、効果がある曲を私が創作できるということがわかりました。
そして
実験用の曲は全部で12曲つくったんですが
ほとんどが「懐かしさを喚起しよう」と意識して作ったものですが、1曲だけ、懐かしさではなく「未来への希望」をイメージして作った曲でした。
すると、実験結果ではその1曲だけが極端に「懐かしい」と感じた人が少なかったんです・・・
ということはですよ。
私が意図して作曲したものを聴くと、リスナーは高い確率でそれを感知するということになります。
私が「こういう感情を引き出したいな」と思いながら作曲すると、そのとおりの結果を出せる可能性が高いということです。
この研究はまだまだ始まったばかりで、2年の修士課程ではここまでだったけれど、すごく可能性を感じています。ここから掘り下げていきたいと思ってます。
これまで
まきりかメロディーは癒される、とよく言われてきたけれども
なぜか涙が出てくる、ともよく言われてきたけれども
私の中はブラックボックスで正体はわからねど^^
とりあえず、それを科学的に証明することはできました!
「認知症や精神疾患の症状をよくする」
「その場にいる人の感情を動かす」
「その場にいる人の感情を統一する」
これをやりたい企業や団体はたくさんあると思います。
共同研究を進めていきたいと思ってるので、関心を持っていただける方はお気軽にご相談ください。
そして、社会の役に立っていきたいです。
データサイエンスと音楽の融合で。
そして。。このブラックボックスの中身は何だろうと、自分で想像するに、、、
「周波数のくみあわせパターン」に秘密があると思っています。
それはまた後の研究で。。。
ところで
周波数で癒やす、というのを事業化しようと思って
「ヘルツケア」
という用語を数年前に思いつき(ほぼダジャレ)
気に入ってたので^^昨年、商標登録申請していたのですが
無事に今日、それが取れたと連絡ありました!!笑
というわけでヘルツケア事業のビジネスアイディアもこれから色々考えていこうと思います♪
そして
もし、社歌とか、自分や会社のテーマソングやイメージソングをお考えでしたら
私につくらせていただけたら
お客様や組織に思いどおりの効果を高い確率で出せます!
(科学的に証明されています)←これが言えるって大きい!
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